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東京都西多摩郡奥多摩町氷川1446
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むかし、むかし、西久保には天狗山という小高い山があって、この山には、天狗さまが棲んでいた。日が暮れるころになると、村人をおどかしたり、積荷を背負った馬を追いとばしたして、馬方衆を困らせたものだから、夜などはこわくて、人通りも絶えたという…
ちょっとむかしのこと、あるところにでけえ屁をひるじいさまがいた。ある夜更けのこと、親戚から急な沙汰があって隣村まで出かけることになった…
惣岳河原に臨んだ崖っぷちの道脇に、江戸のむかしからわしらの祖先が愛馬の供養のためにと祀った、馬頭さまがおられた…
むかし、むかし、シダクラ谷には大蛇がいると言われておりました。雷が鳴り、風雨のはげしいある晩、谷底からとどろき渡る大音響とともに、その大蛇が姿を現したのです…
わしは氷川の宿から登りつめた峠に、どっしりと根をおろす、さいかちの木じゃ。大むかしから、ここを通る村の衆のよい目印にされ、それでこの峠に槐木(さいかちぎ)という名がつけられたようじゃ。…
むかし、むかし、このあたりには変わった熊猟があったそうです。熊は冬至のころ、たらふく食いだめると、棲穴で翌春までの冬眠に入るのです…
境の集落の山際には、熊の頭がい骨をおさめた、小さな祠の熊野神社があります。この村に入った熊は、決して撃ってはならぬ、食べてもならぬ、というむかしからの言い伝えが、村人によってかたく守られてきました…