民話の宿荒澤屋では、毎年お正月にお泊りいただいたお客様に、
その年の干支の土鈴を差し上げています。
12個集めていただいたお客様もいらっしゃるとか。
その土鈴は、御嶽山の大鳥居すぐ脇、「鈴蔵(すずくら)」のもの。
鈴蔵の女将さん、藤沼さんは全国津々浦々の土鈴を集め、
趣ある蔵に展示しています。
藤沼さんご自身も旦那様と2人で土鈴を作り、展示販売しています。
またカワイイんですよ、その鈴たちが。
この日は注文していたお正月用の土鈴を取りに鈴蔵へ。
何十種類ものネズミの土鈴がありました。
語り部ひろじいとおふくろさんは長いお付き合いだそうですが
私は「初めまして」の藤沼さん。
お肌つやつやで、土鈴の音のお話をする顔はにこにこ。
好きなモノに囲まれて仕事するって幸せ!という気持ちが
藤沼さんにお会いした瞬間にわかりました。
12月になると干支の土鈴を探しにたくさんのお客様で賑わう鈴蔵。
人気があるものは早い時期に完売してしまうそう。
雛祭りの頃も部屋中がかわいらしい土鈴でいっぱいに。是非お出掛けしてみて!
(上)藤沼さん手作り。ネズミがおかめのお面をつけてます。
(左下)壁に飾られた土鈴。実際はもっと展示されてます。
(右下)十二支です。よくみると13‥。あ、猫もいた‥。
ひつじ年うまれの嫁でした。