峡行けば落葉の空は暮れ残り 青山
冬は奥多摩のいちばん静かな季節です。
宿の正面の「びょうぶ岩」を見上げると、寒中、岩登りする人が
ぽつんと豆粒のように時間をかけて登っていく。
時の刻みもゆったりとなったようで、そんな光景でさえ
初めて目にするように眺めてしまう。
お客様の部屋にもこたつが用意されました。
「ぬくもりの民話の宿」
何年か前にこんなキャッチフレーズを使いました。
この精神を忘れずに、お客様を暖かくお迎えしたく思います。
女将