今日は八王子市の「とんとんむかし語り部の会」広報の方と
「とんとん健康散歩の会」会長さんがイベントの打ち合わせに
お見えになった。11月の紅葉の中、「奥多摩むかしみち」を
昔話を楽しみながら散策する企画だ。
「会員と一般参加の方々おおぜいになりますよ」とのこと。
民話の宿もご利用して下さるということで、私も大乗り気だ。
お土産に、児童文学作家で「とんとんむかし語り」の生みの親
である菊地ただしさんの「天狗さまのはなし」の本をいただいた。
菊地さんは1年前に78歳で亡くなられた。
民話や民俗学に大変熱心だったお坊さんで、20年前私どもが
「おくたまの昔話」出版の折には菊地さんが書かれたたくさんの
本を送って下さり、大いに励ましていただいた。
私は1度もお会いしていないのが心残りだが、私の女房が
文学少女だった昔、児童文学教室の先生でもあり
お世話になったそうだ。
菊地さん追悼の「とんとん地蔵」が高尾山に建立、
3月11日開眼法要式典が盛大に行われたそうだ。
いただいた写真を見ると、本を片手に、語りかけるような
お顔のお地蔵さんだ。
菊地さんもさぞ喜んでいられることでしょう。
ひろじい